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昨年末にモデルチェンジした新型スカイライン、予想外に売れ行きは好調のようで、街中でも見かける機会が多くなってきました。
とは言え、外見はフーガの瓜二つ(よーく見ると違うけど、素人がパッと見だけでは判別不能では?)なので、見間違えることも多いとは思いますが。
V36スカイライン、実際に一度運転してみましたが、「良く出来たGTカー」に徹した旧型V35に比べて、よりスポーティな味付けが加わった印象でした。
基本的な傾向は旧型と同じなのですが、着座位置が低くなっていたり、中速から踏み込んだときのトルクの出方やエクゾースト音が、なかなか勇ましくなっていたりと、GTカーにプラスアルファの魅力が加わった、と申しておきましょう。
次期GT-Rのプラットフォームとなるのもあってか、背高・室内空間拡大傾向にある昨今のセダン事情に逆行する形でパッケージングされており、スポーティサルーンが欲しいという方には抜群にマッチする車ではないでしょうか?
それでいて、決して室内は狭くないですし、4人家族の一家であれば、これ一台あれば事足りるはずです。
ただ、スポーティな味付けがされたとは言え、R34以前のスポーツセダンの路線には戻っていませんし、そういう点ではまだ抵抗のある方もいらっしゃるとは思いますが、スカイラインの名前がいかなる形であれ生き残れたこと、そしてビッグネームに甘んじて手を抜いて作られた車ではない、という点で、私はV35も含めて、新世代スカイラインシリーズを歓迎しております。
気がつけば、高度成長時代から生き残っている車名は、どんどん減ってしまいました。
トヨタでさえ、クラウンとカローラくらい、そのカローラも”アクシオ”なるサブネームが付いたあたり、次期型ではカローラの名が消滅する気配が濃厚です。
話はそれましたが、そんなスカイラインの好調の陰に隠れて、レクサスISがすっかり顧客を奪われてしまったようで、ただでさえピンチのレクサス店の客足が、スカイラインの発表を境に一段と落ち込んだと言うお話です。
この2台、「スポーティ風味の4ドアセダン」というキャラクターから、2500~3500ccのエンジンを積んでいる、とかなりの部分で被っておりまして、何かと比較される対象になります。
その一方で、レクサスはブランドやら何やらで多めに価格が設定されており、ISの一番安いグレードで390万円するのに対して、スカイラインで同じ値段なら最高グレードの350GTが買えてしまうと言う価格設定でして、ISは値段の分だけ、より作り込みがなされているのだろう・・・と思いたいのですが(IS乗ったことないんです)、こういう現実突きつけられると、がぜんスカイラインへ目が向いてしまうのも人情。
そして実際に乗ってみて、あれだけモノが良ければ、そりゃスカイライン買っちまうよなぁ・・・と私も思います。
レクサスも、超豪華な店を構えて一見さんお断りのツンツンな姿勢、それでいて顧客となればデレデレする(自動車ディーラーはみんなそうかもしれませんが)あの姿勢もあってか、端からディーラーへ行こうと言う気が起きないのですが、そう思っているのは私だけではないようで、そういった背景がこのような現象を引き起こしたものと思われます。
ひとまずは新型スカイライン、私が買うにはまだ早い車ではありますが、スポーティサルーンしての魅力は十分に備えた車だと私は思います。
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