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たいていのバイクは、エンジン→トランスミッションから、チェーンを介してタイヤに動力を伝達しますが、チェーンっては結構デリケートなんですよね。
金属同士が直接触れ合うと削れ合ってしまう為、チェーンオイルを注油しますが、ギアのように常時オイルに浸しておくことが出来ない為、まめに注油する必要があるのですが、チェーン自体が露出している為にいとも簡単にオイルが飛び散るのは当然ながら、風雨に直接晒されるのもあって、特に雨の中を走行すると、被った水と共にどんどんオイルが落ちていく為、チェーンの管理って言うのは結構シビアです。
ハーレーがベルト駆動を、ヤマハのドラッグスターやV-MAXなどがシャフト駆動を採用するのは、こうしたメンテの手間から開放するのが狙いの一つですが、駆動周りのフリクションや重量そのものを軽く出来るのと、コストを安く出来る利点もあって、バイクからチェーン駆動が無くなる事は、まずないと言えるでしょう。
話はそれましたが、チェーンのメンテに話を戻せば、チェーンオイルの中にグリスのような粘性の高いオイルが混ざっているものも多くありますが、こういうタイプのものはゴミや埃を巻き込みやすく、そうして出来た化合物がチェーンのローラーや稼動部分に食い込んで、チェーンの磨耗を促進させる・・・なんてことが起き易いので、最近はあまり使っていません。
チェーンのメンテに当たって、愛用しているのがチェーンの大手メーカーのDID製のチェーンルブと、チェーンクリーナーの2つ。
クリーナーは、いかなる汚れも簡単に落とし、ルブはローラチェーンの隅々に浸透して油膜を形成し、その上長くチェーンを保護してくれて、なおかつフリクションも軽くなると言う優れもの。
その上、グリスのような混ざり物もないので、異物の付着も無くてすみます。
チェーン洗浄後、ルブを注油すると、フリクションの軽さが体感できるほどです。
一方、チェーンの洗浄を2000kmくらいでまめにやるようになって以来、チェーン自体の寿命もぐんと伸びました。
250刀に乗っている頃は、ただオイルをやっているだけだったので、1000kmもせずにチェーンが鼻くそだらけになり、屈曲不良も起こりまくりで、無残な状態になっていたのですが、今のバンディットは7000km走行後の現在も、チェーンの屈曲不良は一切ありませんし、フリクションも良好、目立った磨耗もなく、健全な状態が維持されております。
街中走っているバイクを見ると、チェーンのメンテが結構おざなりにされている固体が多いです。
燃費や環境に関しても声高に叫ばれている昨今、チェーンのメンテでフリクションを減らせば、燃費の向上や二酸化炭素の排出削減に結構貢献するのではないか?と思うのです。
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